第五回SATOUフォーラムが開催されました。
[講演1] では、牧野高樹先生((株)学生情報センター 東日本本部 営業開発二部長)から、「学生ビジネス大手(株)学生情報センター(National Students Information Center ナジック)を傘下に治めた東急不動産ホールディングの戦略と今後の事業展開の方向」についてお話を伺いました。人口減少の中で進学率は高まっており、また、学生のニーズは多様化しつつも安定した顧客との位置づけにより、新たな取り組みに挑戦しておられます。 [講演2] では、中町純一先生(東京建物㈱ 情報開発室長)により、「東京建物グループのバリュー・アド型ビジネスの開発事例と営業現場から見る増税後・オリンピック後の不動産マーケットの予想。どうなる絶好調のオフィス市況?」そして、「オリンピック選手村 晴海Flag 600戸/全4000戸 第1回8月売り出し結果と今後の見込?」についてお話を伺いました。バリュー・アド型ビジネスとしての多様な実績を紹介いただき、東京マーケとは世界的にはまだまだ強いとのことでした。話題の晴海Flagの第一期は好調な滑り出しであり、大半が規模も大きく、第一次取得者だろうとのことでした。今後は全体の需要動向の中で見守っていくとのことでした。いずれも実際の事業実績に基づいた実務的な内容であり、今後の不動産マーケットを考えるために大いに参考になりました。